仮面ライダーカブト VOL.4
出演:
東映
発売日 2006-11-21
定価:
価格:¥4,568(税込)
はじめはあくまでも自らの所属する組織の目的に沿って行動し、「部下思いの中間管理職」かつ「組織にとって都合のいい歯車」であった矢車。しかし彼が自らのプライドとエゴに走って組織内の役割を見失った時に、ザビーゼクターは彼を見放す。そして従順な部下であったはずの影山の裏切りによって、自らが統べるチームからも放逐される。一体何のために子供向けの特撮番組でそこまでシビアな展開が描かれねばならなかったのか。もうお分かりだと思う。
組織に対して超然としたスタンスを取りつつ、状況に応じて組織を道具に見立てることも厭わない天道。それに対し組織に見捨てられ自暴自棄になりつつも、その呪縛から逃れられずその身を地獄に堕とす矢車。そこに私は「キカイダー」におけるハカイダーのように「主役を喰うアンチテーゼとしての敵役」の片鱗を見る。今こそ壊れる前の彼の姿と、そして後に彼自身がその理想の脆さと儚さを思い知ることとなる「パーフェクト・ハーモニー」を再確認しておきたい。
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この記事は2006/10/24に作成しました。
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